四年半ほど前にやっと踏ん切りをつけて始めたナナカマドの発表会も、一度ステージに立ってしまえば皆さんその快感を忘れられないとでもいうのか、 その後は順調に回を重ね、今回ですでに第四回目を数えるに至った。会場準備やプログラムの準備も大分慣れてきて、あまり構えなくても発表会が開催できるようになってきたのは我々の会も成熟してきた証では無かろうか。
とはいえ、会場確保はなかなか大変である。一年前にHIさんがゆめりあホールに赴き、抽選順位一位というわけでもなかったのにもかかわらず、八月の日曜日を運良く押さえることができた。喜んだのも束の間、考えてみるとこの日はお盆の最中で、果たして皆さん参加できるかどうかがまず一つの心配の種となった。しかし、この機を逃すと次にこの人気の高い会場を確保できるのはいつのことか見当もつかず、昨年十月の例会で敢行することが決定された。
若干の懸念はあったが、ふたを開けてみれば十三人の出演があり、前回、十人プラス助っ人二人でどうにか会の体裁を保ったことを考えれば大成功と言えよう。
八月十三日当日は前日の雨の天気予報も外れ、ほぼ快晴の夏の一日となった。九時に集合して直前のリハーサルをこなし、十二時半開場、十三時開演と順調にスタートした。平岡さんが準備した進行表の精度は高く、休憩時間の時も五分延ばすほどの余裕が出来、また、後半もほとんど進行表通りで、予定時間通りに終演となった。
ただ、残念だったのはお客さんの入りである。今回もメンバーは積極的に宣伝をしたのだが、お盆となると田舎への里帰りやら、家族での予定などが入っている人が多く、都合付かずに聴きに来られなかった方が多かったということである。次回はこのあたりを反省して日程を決めたいと思う。
ピアノ担当の坂井さんがビタミン剤のドリンクを二本飲んで体力を確保し、朝のリハーサルからから本番の終了する夕方5時近くまでひとりで奮闘していたのが印象的である。
終了後は、大泉学園北口の「華の舞」で懇親会を行った。
第4回発表会の出演者の方に感想を寄せて頂きました。
出演者の方の五十音順に掲載させて頂きます。
| ○常々発表会を客席に座って聴きたいと思っているのだが、今回も果たせなかった。裏方の仕事もさることながら、直前まで控え室で練習したりして、自分の出番までは落ち着けないためである。最近は慣れてあがらなくなったつもりであったが、舞台上で吹いている自分の音が自分の耳に戻ってきていない感じがして、どうしても音をおしてしまい、録音されたCDを聴いてみると、重くて、泥臭い演奏になってしまっていた。次回へ向けての課題である。(OT) |
| ○ドビッシー『牧神の午後』 ・ ・ ・ 本番は、まあまあかと思います。 低音ばかりの曲で、わずかに途中高い八分の三連音が三十拍続くところがあります。 三連音を二つずつスラーで切って吹いていく、そのメロディーが心に沁みました。ピアノが細かく付き合ってくれていて、樹々の梢の囁きを感じました。笛は、水の精達の午睡の気だるい寝言でしょうか。鼻にかかった甘い声。(も少しかすれた方がよかったか) しかし、ステージでは、自分の音がよく聞こえませんでした。頂いたCDは恐くてまだ聞いていません。 マラルメの詩のニンフのアンニュイの「溜め息」のつもりが、現代のコギャルの溌剌たる「嬌声」だったりして ・ ・ ・ ・(OD) |
| ○長く付き合ったクーラウのこの曲もそろそろまとめなくてはと今回一念発起し、練習しなおしました。本番の1週間ほど前になって漸く、せわしなかったところもメトロノームと合うようになったのですが、それはその日のうちに何度もさらった直後で、しかも自分と犬以外誰もいない練習室での話。これが本番となると音が掠れるのは当たり前、走る、遅れる、見失うと散々に乱れても同時に終われたのは小野田先生が快く、何度も合奏につきあってくだすったお陰でした。(KT) |
| ○皆発表会では皆様大変お世話になりました 本当にありがとうござゐました。 何時の間にか八十を過ぎ お手数ばかり掛け足手纏になり申し訳ござゐませんでした。 CDを頂き我身を振返り 蚊の鳴く様な音量に落胆しました。 これを参考にもっと努力せんものと肝に銘じました。練習もさること乍がら補聴器の操作も考慮に入れねばと覚りました。 もう暫くご迷惑を掛けますがどうぞよろしく(KM) |
| ○ 発表会も四回目を迎え、全体が一段とまとまって来て、進行もスムーズで演奏の水準も上がった様に思う。 会場の確保、プログラム、曲目解説の作製および印刷、当日のCD録音、写真撮影並びに配布等、役員の皆様には大変なご努力、頭が下がる思いです。 日程の関係で客席が淋しかったのが残念でした。(KY) |
| ○まず、発表会が無事に終了しましたこと、皆様のお陰と感謝しております。
よく、「結果より過程」と云われますが、なかなか思うような結果が出せませんでした。今回こそは上がらないで、演奏に集中したかったのですが、ちょっとしたことで動揺し、とんでもなく、迷奏してしまいました。 回を重ねるにつけ、聴いて頂ける演奏をすることの難しさを痛感しています。 フルートは難しいけれど、まためげずに過程を大切に練習に取り組みたいと思います。(KR) |
| ○ 毎回感想文をと言う事ですがどうも私には言い訳を書く場となってしまって申し訳け無いです。で、今回の発表会は二ヶ月位前から口の中が乾く症状が出て音は出しづらいやらタンギングの時舌が歯にくっ付くやらで午前中のピアノとの合せでは散々な演奏でした。本番前にはお茶で口の渇きを抑えようと飲んだが効きめは有りませんでした。そんな状態での演奏、十分間程の時間が長く感じ早く終わることを願いつつやっとの思いで終了した次第で大変な発表会でした。(SK) |
| ○皆さん発表会お疲れ様でした。いろいろな準備そしてご配慮ありがとうございました。 いつまでも初心者の私ですが、皆さんのフルートに対する一生懸命さに触れて、これからもフルートを止めないで続けて行きたい気持ちになります。 フルートの音色は、吹いていて自分が自分で慰められる感じがします。 発表会ではいつもあがってしまうのですが、ホールで聴かせて頂くと、例会の時とは違った音響効果で雰囲気が盛り上がり、良い思い出になりました。(TG) |
| ○ 発表会の翌日レッスンがあった。尊敬する先生との対話。
「上手くいきましたか」
「 ・ ・ ・と言いたいのですが、大きなミスが三カ所ありました。全体に息継ぎ前の音の処理が課題です。半年も掛け、自分なりに限界近くまで練習したつもりなのに残念です」 「でも『良かった』とおっしゃる方もいらしたでしょう」 「高校時代の同級生が数人応援にきて、『良かったわ』と言ってくれるので、お世辞でも嬉しいなと言ったら、『お世辞じゃない、本当に良かった』とムキになるのです。自分で思っている程、聴く人はミスが気にならなかったのかも知れませんね」 「きっと良かったんですよ。お友達も充実した演奏会に、満足されたと思いますよ」 発表会の感想になっているでしょうか。(TI) |
| ○私にとって、ステージ演奏はこの40年記憶に無いことで、多分中学校の合唱以来の空前絶後?の怪挙です。当然自分の予想では 足はガタガタ 目は霞み 音は何も聞こえない状態になるのかなと思ってました。 ステージに出て中央前列に私の呼んだ友人を見た時に、家で吹いている自分に戻れました。後はテンポに気をつけて、坂井さんの伴奏に合わせて自分の音だけを聞きながら吹いてました。あんな広い会場でも、実に気持ちよく自分の音が聞けたのは、予想外でとても気持ちが良かったです。『精霊の踊り』が進むにつれて、友人が体でリズムを取っている様が良く解り、あのリズムを崩さないように吹かなければと思いました。仮に停まっても必ず坂井さんが助けてくれると思ってたので、停まる事には余り心配しないで済みました。 他のメンバーの方はさすがにステージ慣れしてて、素晴らしかったですね。特に印象に残ったのが小野田さんの迫力のアンサンブルと、KYさんの癒しのフルートです。今後も先輩達に少しでも近づくように練習を続けようと思いました。次は3年後でしょうか。頑張らなくては。 CDをあんなにいっぱい作ってくれたOTさんと、いっぱい写真を撮ってくれたTI先輩の友人に大感謝です。とても大変な作業だと思います。次は微力ながら手伝いますから。(NT) |
| ○「今度こそは」 もう四回目の発表会だが、終わってみれば毎回同じ感想文を書くことになる。その中で今回特に痛感したのが、吹いている時の印象と、後で録音を効いた時の印象がまるで違ったこと。これの最たるものがクーラウのデュエットでした。満を持したはずの演奏が、録音を聴くと、音程がはずれているは、走るは、愕然としました。録音は練習の時に利用すべし。 今回肝に銘じました。(HI) |
| ○最近仕事の関係で休みが自由にならず、今回の発表会は当日だけの参加になってしましました。何もお手伝いできず申し訳ありませんでした。今回は"木管"ではなく"銀管"を吹くので近代曲をと考えたのですが、練習不足でそれも出来ませんでした。次回はがんばります。すごく演奏効果の良い会場で満足したのですが−−−、 毎回まったく違った会場だと楽しいと思います。(MM) |
| 活動の記録へ |