ナナカマド創立以来はじめての発表会が平成13年12月2日、お茶の水の松尾楽器スタジオのホールで行われた。当日は スタジオを正午から二時まで確保してあったので、食事に出かけたり、時間を調整しながら、ここでまず伴奏の坂井さんを囲んで本番直前のリハーサルを行った。
当初の予定では、本番のAスタジオは、他の団体が入っていて二時までは使えないことになっていたのだが、前のグループが早めに終了したので、三十分早めて準備に入ることが出来たのは幸いであった。椅子を並べたり、音を出してみたりの準備のうちに、開始予定時間の二時となり、開会の宣言もそこそこに、プログラムに従って演奏が開始された。
心配していた聴衆の入り具合もまずまずであった。
常連の方々の他にも、HIさんの弟さん、MTさんのお嬢さん、KMさんの奥様など、メンバーの方が今まで例会に見えられたことのない家族の方を連れてきてくださったり、TGさんがお友達を連れてこられたり、TIさんのお隣にお住まいの奥様なども聴きに来てくださり、なかなかの盛会となった。また、メンバー以外でも船橋の前川さん、鹿沼のHDさんなどが聴きに来てくださり、都合50ほどの席のうち七割くらいは埋まったのでは無かろうか。
途中、一回15分ほどの休憩を入れたが、ほぼ、隙間なしに熱演が続いた。
最後の演奏はKMさんとODさんのクーラウの二重奏であったが、鳴りやまぬ拍手に応えて、KMさんがケーラーの子守歌を演奏された。
発表されたメンバーの方の感想は、前回の短信に掲載されているので、雰囲気を感じ取っていただけると幸いである。また、発表会の曲目は第32回例会のものとほとんど同じであるので、これも短信5号を参照していただきたい。変更点は、諸般の事情で全員合奏によるジョップリンの演奏を取りやめたことと、KM氏によるアンコール曲が付け加わったことのみである。
演奏がすんで、会の発足以来ずっと、伴奏をしてくださっているピアニストの坂井さんに感謝の花束を贈呈したが、このときは、もうホール使用期限ぎりぎりの五時直前で、あわただしく、スタジオを引き上げることとなる。ホール外のパティオで記念集合写真を撮影したが、あたりは既に宵闇に包まれ、ストロボの光だけが頼りの撮影となってしまった。
このあと、みんなで、近くの居酒屋「蕃」に移り、和やかに打ち上げを行った。家族連れで参加された方も多く、普段の分科会以上にメンバー間の懇親を深めることが出来たのでは無かろうか。
今回の発表会に関しては不慣れな者が準備したため、反省点が色々ある。まず、ホールを確保する時間が十分ではなかったために、窮屈な進行となってしまった。また、このホールはピアノのリサイタルには向いていると思われるが、かなりデッドで、フルートにとっては厳しい音響効果であった。次回には、もう少し広いホールで、午後の枠いっぱいを確保してのコンサートに臨みたい。
坂井さんは、蛮果のものとは違って、スタインウェイのピアノで伴奏できたので満足されていたようであった。しかし、本番のみならず、お昼のリハーサルから連続で伴奏をしていただいたので、坂井さんにはかなりの重労働を課す結果となってしまった。これも次回へ向けての反省点としたい。
短信6号(2002.7.10発行)より
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