第66回例会報告( T I )
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| 第66回例会は、平成21年10月4日(日)に、杉並公会堂Aスタジオで開催された。前回の短信報告にもあったが、18年目に入った会の在り方について、ここで一度立ち止まって考えたい、という問題提起がなされている。当初は同じ思いでスタートした集団も、20年近く経てば、メンバーそれぞれの思い入れも、当然ずれてくる。また、音楽性の向上を求めて新たに入ってきて下さる方々と、自分のレベルの音楽を気ままに楽しんできた古くからの会員の考え方とのずれも、拡がり始めているという危惧である。 基本的に、そのずれは縮まらないのかも知れない。縮める必要がないのかも知れない。しかしこの楽しい会を継続させるなら、何らかの接点を探り、荒っぽいやり方でなく、徐々に方向修正していく必要があるのではないだろうか。 当初から続いた独奏団でありたい。但し、今のままでは遠からず会は衰退する、という私の取り越し苦労からメンバーと相談し、また外部からこの会を応援して下さる方々の御意見も参考に、新しい例会の試案を作ってみた。 従来は、前後半とも吹きたい曲を、時間制限も曖昧に、勝手に演奏していた。今回の試案では、前半は基本的にピアニスト坂井さんのアドバイスを受け、10〜15分程度自分の課題を丁寧に練習する。そして後半は、その成果を活かしピアノ伴奏で、自由に発表するというやり方である。但し、アドバイス不要の方は、前・後半とも従来通りにピアノ伴奏で、自由に吹いても構わないこととした。また演奏時間については、この際公平にするべきだということで、タイムキーパーを置き、申請時間の厳守を徹底することになった。 従来自分のレベルで気ままに楽しんできた演奏に、ある程度の制約を加えることになる。今迄のやり方に馴染んでいるメンバーにとっては、若干抵抗があるかも知れない。しかし基本的には「ナナカマド」の趣旨に賛同した見学者・入会希望者が、また来たい・入会したい、というやり方を目指すものであり、且つ従来のメンバーも楽しめるやり方に配慮したつもりである。それが今回の提案となった。 試案の方針・進め方を説明し、KIさんにタイムキーパーをお願いして、例会がスタートした。坂井さんのきめ細かい指導は、あたかも公開レッスンを思わせる。ワンポイントの指導を受けている間に、制限の15分はあっという間に過ぎてしまい、全体の流れを指導して貰えるところまでいかなかった。希望してレッスンを受けたメンバーの評判は良かったが、時間が足らないことと、一人ひとりに細かいアドバイスをお願いした坂井さんに、かなりの負荷が掛かったのではないか、との指摘があった。次回の課題である。 前半でのアドバイスを活かし、後半はミニ発表会の形で演奏が進んだ。各自の持ち時間が20分程度、しかも前後半に分かれていることから、まとまった曲を続けて演奏したい人にとっては、中途半端になった。これも課題である。 先日ある集まりで、「組織は立ち上げより継続が鍵」という話を聞いた。「ナナカマド」は、あくまでも趣味を楽しむ会なので、あまり深刻に考えず、少しずつ改善を続けながら継続・発展していければと思う。 なお訃報をお伝えしなければならない。会創立当初からの仲間、月野和雄さんが10月21日に胃癌で亡くなられたと、奥様から御連絡頂いた。最後までフルートを吹きたいと願い続け、最新の「ナナカマド短信」を床の上で黙して読んでおられたとのことである。御冥福を心からお祈りしたい。 |
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短信36号(2010.1.24発行)より
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