第61回例会報告

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 爽やかな秋風が吹き始めた10月5日(日)、第61回例会が杉並公会堂で開かれた。何かと忙しい中、毎回会場確保の抽選会に参加し、強い籤運で日曜日を引き当ててくれる地元杉並の住人NTさんが、今回もAスタジオを確保してくれた。別件で中座しなければならないメンバーがいたこともあり、いつもより早めの12時30分開始となった。
 皆勤の呉さん、KYさんが、今回はやむを得ない所用で欠席とのこと。常連のお顔が見えないのは寂しかったが、四国高松の勤務地から黒檀の笛を持ってMMさんが久しぶりに参加され、ピアニスト含め九人のメンバーでスタートした。
 「私は父の杖代わりです」と御嬢様が遠慮がちに同行された長老KMさんは、84才にして杖の必要も無い程の元気さで、今回もクーラウの幻想曲を含め四曲を申請し、楽々と吹き上げてケロリとされている。確かな音程とリズム感には一同感服。御嬢様も、父親の元気な演奏が聴ける幸せを、かみしめておられる様子だった。我々がKM先輩の年代になった時、これだけやれるものか全く自信が無いが、せめて身近におられる大先輩を目標に、精進したいものである。
 また参加者の中で最年少のKIさんをパートナーに選び、ヘンデルの二重奏も併せ披露された。こちらはコーヒーブレイクの限られた時間を利用して急遽練習したもので、先輩の演奏共々、指名され初見で吹ききるKIさんの力量にも、一同感服であった。
 今回配布された短信31号から、サイズがA-4版になった。紙面に余裕が出た分、そのスペースを埋めるだけの原稿が集まるか少々心配なところであるが、次回はKMさん、MMさん、NTさんに、投稿をお願いした。
 HI前編集長の思いがけぬ休会からもう一年。後を引き継いでくれたMZさんの頑張りで、短信が滞りなく発行されている。編集の手順は、届いた原稿を順次紙面に割付けていき(原稿も一斉に届くわけではない)、例会報告と編集後記で最終的にスペースを調整することになる。それらの作業が終わって初めてプリントという、結構厳しいスケジュールが待っているのである。
 手作りの会報を長続きさせる意味でも、投稿依頼された方は、締め切り日を守って頂ければありがたい。又話題提供のネタがあり、作文が嫌いでない方には気軽な投稿を、お願いしたい。
 毎回の短信は、今までの会在籍者含め、関係あった方々全てに送付している。短信を読んで便りを下さる方も多い。大手メーカー退職後もフルタイムで勤務され、関係省庁からの委託研究に取り組んでいらっしゃるTNさんからは、「新しく入会された方々が難しい曲に挑戦し、会が発展している様子が伝わってくる。自分も忙しい仕事の中、少しでもゆとりを見つけてフルートの腕を何とか維持したく、タファネル・ゴーベールのグランドエクササイズを引っ張り出してさらっている。ナナカマドには何時か復帰したいと願っている」との便りを頂いた。
 また復帰が待たれる、休会中のHIさんからは、「例会を生き生き伝えてくれる報告や、NMさんの特別寄稿など、楽しく読ませてもらった。紙面もA-4になって、ますます充実するようだ。」との感想が、そして欠席のメンバーKRさんから「例会に参加できず、何時もの四重奏が聴けずに残念。」と連絡があった。
 普段の例会は、コーヒーブレイク含めた約四時間で、平均二十二・三曲演奏される。今回は比較的小品が多かった上、時間にゆとりがあったせいか、演奏曲は三十を超えた。
七〜八人で三十曲といえば、一人四曲以上吹く計算になる。手持ちが少なく、慢性的な練習不足の私などとても間に合わない。メンバーがもう少し増え、充分練習した曲を二・三曲じっくり吹けたらな、と思う時もある。この楽しい会に参加して頂ける、新しいメンバーを待ちたい。
短信32号(2009.2.8発行)より