来春1月30日に第3回発表会が予定されている。過去二回の発表会ではOTさんを準備委員長とし、我々なりに充実を目指して開催してきたつもりでいるが、さて傍からはどう見られているのだろうか。自己満足に終わっているのではないかと気になる。格調高いコンサート、オペラ公演などと比べるつもりはさらさら無いが、我々と同規模のフルート集団がどのような段取りで発表会を開き、どのような工夫をして聴き手を動員し、またどのようなレベルの演奏をしているのかを知っておきたい。相手の良いところは取り入れ、その結果我々の発表会がよりよいものになれば、それに越したことはない。ということで暇を見つけ、他のグループの演奏会を聴きに行ってみた。
まず地元所沢で合奏団を編成し、ナナカマドにも特別参加された三上徹さんの所属される「椿峰フルートアンサンブル」のコンサートを、所沢ミューズのキューブホールで聴かせてもらった。19年余の蓄積と、毎週土曜日の練習で培われたメンバー12人の合奏はヤマノ・アマチュア・フルートアンサンブルコンテストに何度か入賞された実績もあり、なかなか聴き応えのある演奏が続いた。最後は、早春賦・浜辺の歌等、日本の親しみやすい歌の演奏に合わせ、客席が合唱するという趣向で、会場が一体となった暖かい雰囲気で演奏会が終わった。
次に我々の次回発表会場となる「ゆめりあホール」に出掛けてみた。フルートアンサンブルを聴きながら会場の雰囲気を知り、音響も確認できればという考えである。演奏会はヤマハフルート教室の先生と生徒の合同発表会であり、前半は若い先生達の演奏だった。さすがプロと思わせる見事なもので、800円の入場料も高くはないなという感じ。教室の生徒が登場する後半は、40人余りの生徒に先生達も交じっての大合奏、生徒を引っ張る先生の熱演が目を引いた。聴き手は、演奏者の家族知人と思われる人たちの他に、他地区の教室の関係者等で170席余りの会場がほぼ埋まっていた。また受付、案内等もマニュアルがあるのだろう、丁寧できちんとしている。各地区教室との対抗意識のためか、演奏も段取りもビシッと決まっており、なかなか素晴らしかった。
以上二つの発表会で感じたことは、まず聴いて貰う為に、それなりの準備をしていること。我々独奏団と違って合奏団ということもあるが、常任の指導者の下で定期的に練習を積み、あるレベル以上のものを披露していることが分かる。一方「ナナカマド」を考えれば指導者も無く、自分で選び例会で何度か吹いた曲を発表会で演奏する。まことに自由で楽しいのだが、皆様に日ごろの成果を聴いて頂く発表会である以上、今ひとつ工夫と準備が必要かなという気がした。
次にこれも合奏団との違いになるが、ピッコロ、アルトフルート、バスフルート等の加わった演奏はなかなか厚みがあり、我々の二重奏、三重奏の一部にも楽器の組み合わせに変化を持たせたプログラムを組めば面白いのではと思う。これは前回の短信に投稿頂いた、前川さんの感想にもあった。
「ゆめりあホール」はこじんまりした本格的な音楽ホールで、音響もよい。聴き手については、会場を埋め尽くすまではいかなくても、大勢の人に聴いて貰えれば演奏する我々のやる気も違う。家族、知人を通じ動員をかけ、盛り上げたいものだ。また両発表会とも受付、案内がとても感じよく、我々もアルバイトのかわいいお姉さまに案内係をお願いすれば、更に盛り上がるのではないかと思う。
もともと家族的で地味な「ナナカマド」が背伸びをする必要は全くないが、節目の発表会を機にステップアップするために、OT委員長を柱に知恵を絞りたい。
快晴の7月4日(日)、ピアニスト坂井さん含め12人が「蛮果」に集まり、第43回例会が開催された。体験参加されていたKJさんが正式入会され、とても綺麗な音でフォーレを二曲演奏された。前回入会のKMさん共々、今後のご活躍を一同期待している。
短信15号(2004.10.24発行)より
| 当日の演奏曲目 |
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