新会員なのに? |
花 岡 輝 代 |
「フルートクラブの小野田ですけど……実はクラブの会報をやめますので…………所沢でフルートの集まりがあるからいらっしゃいよ……」「川見さんも金竹さんも会員だよ……」−−−川見先生は銀座の十字屋にフルートを習いに行き、初めてフルートを手にした時の先生です。小野田先生は比田井先生と一緒に教えていらして私は直接習わなかったのですが、発表会の時など五十名位いた生徒を四部に分けアルトフルート、ピッコロなどを入れて合奏したとき、まとめてくださったときによくお会いしました。その後電話ではよくお話ししましたが……金竹さんは発表会の時、幹事でプログラムの表紙作りなどをされました。−−−懐かしい名前が私の頭をかすめ、行ってみたくなりました。
その頃三年前位から乱視が酷くなり、文章なら見えるのですが、音符となると線の上にあるのか間なのか分からず、メガネをかけてフルートを吹くというのに、自分自身違和感があり、幾らかいたフルートの生徒の時もメガネをしてましたが、もうフルートをやめて趣味を見つけないと、と思っていた時のお誘いでした。一月は雪が降って行かなかったのですが、四月は勇気を出して行ってみました。皆様がとても暖かく迎えてくださいまして、初めてなのに昔から知っている様に、失礼な発言をしてしまった気がします。その日の内に「入会します」ってお金払って、会員として認められたのかしら?
と悩みました。一回しかお会いしてないのに、伊豆高原に参加させていただき、小野田先生に「こんな会員でいいんですか?」「いいんだよ。」なんて言って下さって嬉しく思いました。ナナカマドの会は、とても楽しいのですが、高度なテクニックの持ち主ばかりで、集まるたびレベルの高い演奏をしていらっしゃるので、ついていける様頑張りたいと思ってます。また所沢での年四回のナナカマドも発表会のようで戸惑っていました所、今度は場所をかえての発表会との事、それも一回目なので、またまた変な時に入会したなあと思いました。指を動かすとボケないとよく聞きますが、ナナカマドの皆様はフルートが好きで、音色そのものを愛してやまない人たちの集まりだと私は感じました。そのようなナナカマドの会員にして下さいましてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
(初出:ナナカマド短信4号/2001年11月21日)